財務サポートについて
財務分析
財務分析とは?
経営理念、ビジョンを明確にし、売上、利益等の目標計画を具体的な数値として策定いたします。
企業活動を継続していく中で、「収益のバランスを保ち安定感を得ること」は非常に重要です。
財務諸表分析データの結果を元に、収益性・安全性・効率性・将来性などを読み取ります。
- 着手金
- 10,000円~
相談・お見積りは無料ですので、どうぞお気軽にお問い合わせください。
- 質問
- 財務分析の目的って何?
- 回答
- 自社の財務分析をする場合、元々の動機としては金融機関への提出義務が生じたり、税務署への申告などの理由が多いでしょう。
しかし数値の裏付け無く何らかの経営判断を下す事は無いわけで、企業活動の基となる、財務に関する諸表作成は不可欠です。
見えてくる数値に沿って意思決定を行い、経営改善ポイントを洗い出し、従業員からの賃金交渉に備える、といった事も重要です。
- 質問
- 財務分析によって問題が浮き彫りになるの?
- 回答
- ほとんどの場合において、多くの問題が明確に見えてきます。
ただ、目安となる指標を把握していないと数値を見るだけでは問題発掘には至らない。
そういう場合は同業界内での適正数値を理解している必要があります。
数値化出来るという事は、自社の強みを再確認する事であり、弱い部分を改善していく事が可能となる、ということです。
- 質問
- 取引先の財務分析をしてみたいけど可能?
- 回答
- 分析対象の企業が上場していれば、財務諸表が公開されており財務状況の把握が出来るでしょう。
取引をスタートする際の参考に出来ますし、金融機関の立場で考えれば、決算書などの財務諸表は融資の判断材料になるでしょう。
しかし、ほとんどの中小企業・ベンチャー企業は上場しておらず、従って財務諸表を手に入れる事は大変難しく財務状況判断がつきません。
簡易な企業情報を取得する事は可能ですが、主に法人税や所得税のバランスを考えた税務対策をしている会社も多いので、仮に粉飾決算していたら見抜くことは難しくなります。
取引するか否か、判断材料が乏しい場合は会社の評判や社内の雰囲気など、感覚的な要素も含め意思決定される方が賢明です。
- 質問
- 個人事業主でも財務分析は必要?
- 回答
- 財務分析と言うと必要なの?という気分になりますが、個人事業主も確定申告義務が有り損益計算書や貸借対照表などを作成し提出する必要があります。
納税額を決定するためだけに「何となく」されている方が多いですが、1年に一度所得と経費のバランスを把握し直し、「事業の改善策」を講じる事が真の目的と言えそうです。もちろん事業主は感覚的に把握していますが、原価経費をかけずに自分が動いた技術や時間をコスト化していない事も多々あり、実際利益は出ているのか?と、不透明な方も多いのが実情です。
法人に比べ簡素な手続きで済むとは言え、「よく分からない」という声もよく聞きますので、うやむやにせずご相談ください。
- 質問
- 財務諸表の公開は企業の義務?
- 回答
- 上場企業であれば一般公開義務があるため、企業ホームページや官報など正確な財務諸表の確認手段があります。
問題は非上場のケースですが、本来であれば全ての株式会社は財務諸表公開の義務が有りますが、さしたる罰則も無いために建前化されており、一般的に諸表を公開していなくても黙認されているのが現状です。財務諸表の確認をしたいと思っても、その会社にとって自分が株主であるか債権者でない限り見る事は困難です。
大手上場企業と非上場中小企業が取引をスタートする際など、諸表の提出をしたところでその信用性は薄く、大手企業の独自調査によって資金繰りなどの財務状況や、製品の優位性などを詳しく検討されることでしょう。